診察の結果、当院で点滴の必要性があると判断した場合には行いますが、積極的には行っておりません。
その理由といたしまして、点滴は主に脱水の改善を目的に行います。
点滴が必要となるほどの脱水に対して200mlほどの水分を入れても、帰宅後まったく水分が取れなければ改善は見込めません。
継続的な点滴が必要と考えられる場合は入院可能な病院にご紹介いたします。
また、抗生剤投与・喘息治療などで薬剤の点滴投与まで要すると判断した場合も同様です。
お子さんは暗い検査室に入るだけで怖いので、泣いて動いて抵抗することが多くなります。
動くときれいな写真は撮れません。
またレントゲンは息を吸った状態でとらないと肺野が白く映り、正確な判定ができません。
レントゲンは微量の放射線を被曝します。撮り直しが必要になると、そのたびに放射線を浴びることになります。
たとえきれいに撮れて肺炎があっても、全身状態がよく内服治療で改善される場合には入院の必要はありません。
逆にレントゲンは問題なくても、呼吸困難感があるなど全身状態が不良な場合には入院の適応になります。
つまり、頑張って撮ったレントゲン結果よりも、全身状態が大事になるということです。
以上の理由から当院ではレントゲン検査は施行いたしません。
当院では通常の血液検査のみ施行しております。
簡易的な検査はきめられた項目しか測定することはできません。
すぐに結果がわかるのは利点ですが、反対に急いで結果を見る必要があるような重症感のあるお子さんは、
入院が必要になることも多く、紹介先で再度採血をされます。
痛みの伴う検査の反復はお子さんに大変負担となります。
通常の血液検査であれば、数時間かかりますが必要な項目が測定でき、総合的な診断が可能となります。
※コロナ禍のため、ご案内状況が変わっております。検査ご希望の方はお電話にてお問合せ下さい。
はい、可能です。持病をお持ちで治療中の場合はかかりつけ医にご相談ください。
当院には女性医師もおりますので、お母さんも気軽にお相談ください
※コロナ禍のため、大人の方の診察はご遠慮いただいております
はい、大丈夫です。検査結果や処方されたお薬のわかるお薬手帳があればご持参ください。
血液型は自費の検査になります。
血液型を調べる方法は、一般的にABO血液型検査が行われます。
血液を採取して、赤血球側のA型抗原とB型抗原、血漿側に含まれる抗A抗体、抗B型抗体の有無を測定します。
それぞれの結果を照合して、A型・B型・O型・AB型と診断されます。
赤血球側のA抗原とB抗原が十分に強くなるまでには、約1年かかります。
さらに血漿内の抗A抗体と抗B抗体が体内でできあがるまでに、約2~4年かかるといわれているため、
赤ちゃんの確実な血液型がわかるには、早くて3歳以降の検査をお勧めしています。
【駐車場のご利用についてお願い】
当院の駐車場は、受診される患者様のみのご利用に限らせていただいております。近隣の施設(児童センター、コミュニティーセンターなど)の駐車場ではありません。
一部ネットで『児童センターを利用する際、当院の駐車場が使える』と誤った情報が出ているようですが、そのようなことはありません。第二駐車場も含め、受診時以外の無断駐車は固くお断りします。※見かけた際はナンバーを控え、お声掛けさせていただきます。
受診後であっても、他の施設に行かれる場合は車のご移動もお願い致します。受診目的以外で駐車されますと、患者様同士のトラブルの原因ともなり、診療にも影響が出ております。
ご利用の際はマナーを守り、ご協力を願い致します。